【有馬温泉月光園便り】大人から子供まで“ます釣り”
有馬温泉で、ます釣りが出来るのをご存知でしょうか。月光園から「鼓が滝」方面へ歩いて7分程度のところに「ます池」という施設があり「ます釣り」が出来るのです。今回は営業課の藤井と2人でます釣りを楽しんで参りました。「ます池」の存在は入社当時から知っていましたが、今回初めて利用させていただきました。(藤井は10年ほど前に一度利用したことがあるようです) 施設内は沢山のブースに分かれた池があり、色んな魚がいました。 まず、入り口を入ってすぐの所に、チョウザメが泳ぐ池があり驚きました。 このチョウザメは、骨格など外見はサメに似ているのですが生態は異なりサメの仲間ではありません。いわゆる古代魚に分類され、チョウザメ目チョウザメ科という独立した属種になります。 チョウザメの卵の塩漬けは世界三大珍味の一つ「キャビア」としてあまりにも有名。 淡水、海水どちらにも生息し、種にもよりますが成体では3㍍を超えるものもいるようです。 次の池には鯉の群れ、売店で50円で売っているまき餌をあげると、大きな鯉が沢山集まってきます。人に非常に慣れており、頭を撫でる事も出来ました。 そしていよいよ「ます」のいる池になるのですが、手前には「親ます」と呼ばれる30㌢〜40㌢級の大きなます達がいる池があります。最後にメインの池、「子ます」のいる池があります。今回は、「子ます」3匹まで釣ることが出来る1000円コースにチャレンジしました。 (ちなみにこのコースでは、釣った魚を料理してもらうことが出来るのです) いよいよ針に餌を付けて第一投。沢山のますが集まって来て、すぐに「アタリ」が、と思いきや逃げられてしまいました。 隣を見ると、藤井も同じような状態。基本的に釣り好きの2人は、「すぐに釣れるもの」とバカにしていましたが、とんでもありませんでした。 今回は「取材を兼ねて」という事でスーツ姿の2人でしたが、上着を脱ぎ捨て、ネクタイを外して、と本気モードに突入。10投目位で始めて1匹目をGETし、大人気なく大はしゃぎ。それぞれが3匹を釣り上げたのは、40分近く経った時でした。 そして、施設内にある「ますの茶屋」へ釣ったますを持っていき、たった今釣ったばかりの物を料理してもらいます。今回は、塩焼きと唐揚げを各3匹づつお願いしました。 正直いって、ますがこれほど美味いとは思いませんでした。塩焼きは繊細な味で癖も無く、ほのかな塩味が非常に美味。唐揚げは骨まで柔らかく揚がっており美味。私は、魚の頭が苦手なので食べませんでしたが、藤井に関しては頭からしっぽまで食べてしまい、お皿の上は空っぽ状態。 豊かな自然の中で自分の釣った魚を食べる贅沢。そして、今回は業務中と言う事で飲めませんでしたが、ここにビールがあると最高の贅沢ですね。空一面の青空と豊かな緑、そしておいしい魚と、冷えたビール。 ます池は子供だけの物では無いと実感いたしました。 (豆知識として、塩焼きには30分くらい時間が掛かりますので、「ここまでを塩焼きにしよう」と決めた段階で「ますの茶屋」に先に持って行き焼いてもらっておくとスムーズに行きますよ) ちなみに今回は、「子ます」釣りを体験いたしましたが、「親ます」も釣ることが出来るのです。親ますは釣った魚の重さにより料金が決まります。100㌘270円となりますので1㌔の物を釣り上げると2700円となりますね。実は、今回、施設の「お母さん(非常に気さくな方で大好きになったので「おかあさん」と呼ばせてもらいます) 」のご好意により「親ます釣り」もさせていただいたのですが、 「親ます」と呼ぶには小さすぎる「中ます」程度の物しか釣れませんでした(写真上)。 施設のお母さんに「子ますであれ程てこずっているようじゃ、親ますは難しいなぁ」と言われ次回はキロ級を釣って驚かせてやろうと心に決めたのでした。 ちなみに、お母さんのお話では「年間に何人かは池にはまるので注意して下さい」との事。 久しぶりに童心に返りはしゃいだ気がします。 これからの季節には非常にお勧めです。 こんな素晴らしい施設が当館のすぐ傍に在った事に驚きました。 ちなみにエサはお団子ですので、虫などが苦手な方でも釣りが楽しめますよ。 H19年5月9日(水) —ます池DATA— |
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【有馬温泉月光園便り】炭酸せんべいはここで生まれてます
月光園の売店売れ筋№1を不動の地位にしております”炭酸せんべい”ですが、月光園から程近い所に、炭酸せんべいの手焼き工場があります。
月光園から金の湯へ少し下ったところに、三ツ森温泉寺店がございます。こちらで炭酸せんべいがどのようにして作られているかをご覧いただけます。薄く手焼きで焼き上げております。
有馬といえば炭酸せんべいですが、この炭酸せんべいの魅力はやはり、添加物を使っていないヘルシーさと、単価が525円という安さではないでしょうか。
個人的な意見ではございますが、この炭酸せんべい、薄いほうが美味しいと思います。当館のスタッフの中にも薄い方が好きな方がいらっしゃいます。
様々なお店から販売されている炭酸せんべいですが、この炭酸せんべいを有馬サイダーを飲みながら食べ歩くというのも、面白いかもしれませんね。
平成19年5月9日 有馬温泉月光園 門口
【有馬温泉月光園便り】昔は国鉄も有馬を走っていた!?
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今日で4月も終わりですね。最近時があっという間に過ぎていくような気がしております。
さて、少し有馬の歴史について調べてみました。昔は『国鉄有馬線』というものがあったようです。 大正2年に計画が発足し、有馬鉄道株式会社が設立される。 ルート:有馬⇔有馬口⇔新道場⇔塩田⇔三田 運行本数: 6〜7往復 所用時間 上り(三田方面)約37分、下り(有馬方面)約40分 完成後は鉄道省(運輸省)に線路を貸し、有馬鉄道は「線路」、「駅舎」等の施設の所有だけを行い、「蒸気機関車」や「客車」、「貨車」は鉄道省が運営していたようです。 国鉄有馬駅があった場所は乙倉橋を渡ったところになるのですが、現在その場所は先山クリニックという病院になっていて、当時の面影はありません。 という事で、今日は少しだけ有馬温泉の歴史に触れてみました。 平成19年4月30日 有馬温泉月光園 門口 |
【有馬温泉月光園便り】有馬町泉源めぐり”炭酸泉源”
有馬町は温泉街というだけあって、いくつもの泉源がございます。その中でもちょっと変わった泉源、炭酸泉源をご紹介いたします。
阪急バスの有馬温泉停留所横の坂を上って行くと、赤いポストがございます。その交差点を右に曲がっていくと、極楽泉源がございます。極楽泉源から左手の坂道、通称タンサン坂を上っていくと、キレイに整備された炭酸泉源公園に到着します。
神社のような建物の中央の丸い石からこんこんと冷たい炭酸水が湧出していますが、飲む時は左手の飲料場を使用することになっています。ピリッとした炭酸独特の味がします。
明治8年に内務省司薬場が大阪にできたのを機に検査をして、飲料水としても優れていることがわかるまでは、「鳥類、虫、けだものがこの水を飲めば、たちまち死んでしまう」と言い伝えられ、毒水としてだれも近づかなったようです。
その後、阪神淡路大震災で崩壊するまで、炭酸泉源の井戸の横に小さな茶店があり、砂糖を溶かした炭酸泉を飲ませていました。有馬名物炭酸せんべいと有馬サイダーも、この炭酸泉を利用して作っておりました。
この泉の水を瓶にいれて蓋をするとすぐに蓋が飛んでしまい、まるで鉄砲のようであるということから「鉄砲水」とも呼ばれています。
地獄谷の虫地獄、鳥地獄はこの泉脈の炭酸孔の小規模なものだと考えられています。
泉質:単純二酸化炭素低温泉
温度:18.6℃
平成19年4月28日 有馬温泉 月光園 門口
【有馬温泉月光園便り】神戸を訪れる客船たち”EXPLORER”
写真の豪華客船はパナマ船籍のEXPLORERとい客船です。4月25日8:00に入港し、29日23:00にホノルルに向けて出港するそうです。
下の写真にプレジャーボートが写っているのがお分かりでしょうか? EXPLORERは2001年に「OLYMPIC EXPLORER」として建造され、巡航速度27ノットという高速クルーズができることで話題を呼びました。2004年にアメリカのピッツバーグ大学が全米の大学生に呼びかけて毎年実施している洋上大学船として運航される事になり「EXPLORER」と改名されたそうです。現在は、ヴァージニア大学が洋上大学を開催し、毎年2〜3回、全米の大学生を乗せ、世界一周の旅をしています。そのための入港だそうです。2007年は4月25日〜29日と9月12日〜16日に入港予定です。 大学生からこのような客船で世界を見て回ることができるなんて、さすがアメリカです。スケールがちがいますね。 平成19年4月27日 有馬温泉月光園 門口 |
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