鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

王子動物園

王子動物園は、阪急電車の王子公園駅か、JR神戸線の灘駅から歩いて数分の距離にあります。

私は神戸生まれの神戸育ちですので、幼稚園や小学校の遠足や家族でのおでかけで王子動物園を度々訪れておりました。小学生の頃は、たまたま運良くカバさんのハミガキタイムに出会ったこともあり、思い出がいくつもある動物園です。

ここ数年も毎年のように1度は必ず行っていました。
ぐるりと園内を一周回るとき、いつも象の厩舎は途中で立ち寄りかけて『象さんは最後のお楽しみ』と他の厩舎へ向かうのが私や私の家族の昔から変わらぬコースです。

象の諏訪子さん。運動場とは逆の厩舎の窓の上に名前が書かれていて、ゆったりと鼻を揺らす姿が大好きでした。私も、私の家族も。
ですからテレビでニュースが流れたとき、びっくりしてみんなテレビを見つめました。

パンダやキンシコウが増える前から、ずっと、ずーっと。
諏訪子さんは私達家族が小さな頃から当たり前にそこにいました。
10数年前に太郎さんが居なくなってしまった諏訪子さんが『さびしそうだな』と思ったことも覚えています。

なぜ今年、『もっと暖かくなったら』と言わずに会いに行かなかったのだろう。
そう思って止まず、

“後悔は決して先にはしないもの”

どんな命も、どんな物も、いつもそこにあるという“絶対の保証”は存在しない。
だからこそ愛情や慈しみが存在し、大切にしようという心が生まれるのだと教わった事を思い出しました。

先日王子動物園で諏訪子のお別れ会が開かれていました。
見送られた諏訪子さんは今頃、太郎さんと再会して離れていた10余年間に会った人々のことや世界の事をたくさん話しているかもしれません。
ありがとう諏訪子さん。あなたに出会えてとても楽しかった。
お休みなさい、太郎さんと仲良くね!

平成20年4月21日(月)
有馬温泉月光園 岡本

今日は女子マラソンの日。

西暦1978年、昭和34年の4月16日。
今からちょうど30年前ですね、日本初の女子フルマラソンの大会が東京・多摩湖畔で開かれたそうです。
参加者は49人だったそうですが、これは今からみると少ないですが、当時からすればかなり多かったのではないでしょうか。

フルマラソンといえば、その距離42.195km。

高校時代、何でそんなに中途半端な距離なのだと世界史の先生に聞いたことがあります。

先生曰く、紀元前450年にマラトンの戦いという戦争がありました。アテナイを落とそうとしたペルシャの大軍をアテナイの名将が奇策をもって撃退した戦いです。
アテナイ軍が圧倒的に不利であると思われた戦いに勝利したため、この勝利というエウアンゲリオンを伝える為に1人の兵士が伝令となり、みんなに知らせに走った距離。それが42.195kmだったそうです。

1896年にアテネで開かれた第1回オリンピックではこの誇示を偲んで、マラトンからアテネの競技場までの競争が行われ、これが世界で始めてのマラソン競走となったそうです。

2004年に開かれたアテネオリンピックでは、第1回開催時と同じコースを選手の方々は走ったそうですが、今はその速さを競う競技となったマラソン。
当時みんなに吉報を伝えるために走ったアテナイの兵士さんも、後世に競技になるとは思ってもみなかったことでしょう。

アテナイの兵士さんと、今のアスリートの方々とでは、どちらが速かったのでしょうね。もっとも、兵士さんは一戦終えた後に、おそらく鎧を外すこともなく走ったのでしょうから、同じ条件での結果はわかりませんけれど。

有馬にはいくつかのウォーキングコースがあり、歩きながら観光や景色を眺めるのも楽しいものです。
しっかり歩いて汗をかかれた後は、汗を流して赤湯に浸かり、体を休める。
そんなレジャーはいかがでしょうか?
月光園では日帰りプランをご用意して皆様をお待ちしております。どうぞ温かなこの季節をお楽しみくださいませ。

平成20年4月16日(水)
有馬温泉月光園 岡本

善福寺の糸桜(夜桜Ver.)

昨日の月光園便りに引き続き、善福寺の糸桜の様子をお届けいたします。
糸桜は花が咲いている間、日没から22時ごろまでライトアップされています。
4月6日~4月8日の間は、有馬さくらまつりの一環として、桜の下で芸妓さんの踊りと抹茶を楽しむ「夜桜茶会」という催しも行われていたようです。
今回は残念ながらイベントには参加できませんでしたが、やはりメインは美しく照らされた夜桜です。
是非皆様にお届けしたいと思い、カメラを持って早速善福寺へ!……4月9日夜の有馬は、雨でした。

外に出て初めてそのことに気付いた私は、大慌てで善福寺へ向かいました。
幸い提灯は灯っており、桜の照明も消えていません。
しかしこの天気で夜桜を見にこられたお客様は皆無で、お寺の方々も撤収作業を進めているところでした。
そんな境内に1人たたずみ、カメラが雨水で壊れはしないかと気にしつつ、何とか夜桜を写真に収めることができました。
さすがに「神戸市民の木」に選ばれているだけあって綺麗に咲いており、苔に覆われた幹も250年という歴史を感じさせます。
惜しむらくは、落ち着いて観賞する余裕がなかったことですね。
花が散る前に再び訪れたいところです。

月光園でも同じように雨が降っていましたが、こちらはロビーや月光橋から御覧いただけますので雨も気にならず、ゆっくりと夜桜をお楽しみいただけます。
特に、現在游月山荘ロビーにて行っております夜桜バーからの眺めは、是非実際に御覧いただきたいものです。
また、ただいま実施中のお花見プランをご利用のお客様には、特に桜の良く見えるお席をキープいたします。
お花見プランは4月12日(土)までとなっております。
残り僅かとなりましたが、この機会に是非月光園の桜をお楽しみくださいませ。

ご予約はこちらからどうぞ!

【鴻朧館】 ⇒【1日3組限定】観桜プラン

【游月山荘】⇒【1日2組限定】お花見プラン♪

 

平成20年4月10日(木)
有馬温泉月光園 松井

善福寺の糸桜


神戸市街に遅れること約一週間。有馬の桜もほとんどが開花し、見頃を迎えています。
ここ数日の雨で散ってしまうのではないかと心配しましたが、開いたばかりの花は意外に強く、
今日も青空の下で元気に咲いていました。

さて、写真は太閤通りを上っていくと右手に見えます善福寺の桜です。
善福寺は、有馬温泉に深い関係のある行基が開祖であると言われる由緒あるお寺です。
4本の立派な枝垂桜があり、糸桜と呼ばれるそれらは樹齢250年にも達するそうです。

この善福寺、道路よりかなり高いところにありますので、何気なく歩いていると少し見つけにくくなっています。
私も毎日太閤通りを通っているのですが、その場所に気付いたのは入社から数ヵ月後のことでした。
しかしこの季節、4本の糸桜が花を付けると途端に存在感を増します。

糸桜はシーズン中(4月15日頃まで)はライトアップされており、夜間にもお楽しみいただけます。
明日の月光園便りでは夜桜の様子をお届けしたいと思いますので、どうかお楽しみに。

また月光園の桜も、糸桜に負けず綺麗にライトアップされています。
月光園では4月12日まで游月山荘ロビーにて夜桜バーをオープンしておりますので、是非お越し下さいませ。

平成20年4月9日(水)
有馬温泉月光園 松井

漫画週刊誌の日。


今日は漫画週刊誌の日だそうです。
今では漫画雑誌も週間・隔週刊・月間・季刊と様々ありますが、
連載されている作品と言うものはどうしても次が気になるもの。

皆様一度は読んだ経験があるのではないでしょうか?
ジャンプ・サンデー・マガジンといえば今や定番中の定番と言える漫画週刊誌。
毎週一番気になるシーンで終わるあの絶妙さは素晴らしいと思います。
書いておられる方は毎週大変かもしれませんけれど。

大変と言いますと、私本日久々に所用があり、日中の有馬町内を走りました。
あまりに久々に走ったため、息切れがとても大変だったのですが、
それほど長距離を走ったわけではありません。
しかし、少々汗ばみました!

冬の間は朝寝坊をして駅まで走っても、息は切れどもホカホカする程度でしたのに!

春だなぁと思い息切れしつつ楽しくて笑ってしまいました。

ちなみに、もしも今日、有馬へお越しになられた方で、
ふらふらと蛇行しつつ走っている人を見かけた記憶がおありの場合。
おそらく私であると思われますので、ぜひ忘れていただけると幸いです。

これからはハイキングやぶらり歩きも楽しくなる季節!
有馬にも有馬温泉ウォーキングマップがあり、5つのコースが紹介されています。

月光園ではご昼食も承っております。
鴻朧館では松花堂弁当・ミニ会席・本格会席の3種類をご入浴とセットで。
游月山荘ではマクロビオティックを用いたお料理を取り入れたビュッフェをご昼食でお楽しみいただけます。ご入浴はプラス1,000円にて。ビュッフェのご予約は6名様から承っております。

ぜひ、健康的なレジャープランとして、有馬散策をご一考下さいませ。

平成20年3月17日(月)
有馬温泉月光園 岡本