★令和5年度内定式★
本日、来年4月に当館へ入社してくださる予定の学生さんへの内定式が執り行われました。
日本における「温泉文化」「おもてなし文化」を今後支えてくれるであろう貴重な人財です。
色々な職業がAIに取って代わられようとしている時代ですが、この日本の「おもてなし文化」という温度のある職種は人が介在しないと成り立たちません。
本日お越しいただいた4名の方には心から感謝いたしております。
そして、来年4月から一緒に仕事が出来ることを今から楽しみにしております。
月光園を訪れてくださるお客様を心を込めてお出迎えするため、
一緒に考え、一緒に成長し、日本の文化、伝統、おもてなしを一緒に守っていきましょう!
余談ですが、内定式の後に今年4月に入社した客室係の社員も合流し、ちょっとした懇親会を行いました。
当館のパティシエが作ったケーキを食べながら雑談に花を咲かせることが出来ました。
2023年10月21日(土)
有馬温泉月光園 幸坂
【令和五年八月限定】会席料理のご案内
皆様、こんにちは!
本日は毎月お品書きを変更してお届けしております、
8月の【季節の京会席】をご案内いたします。
鴻朧館≪8月会席 蝉しぐれ≫
【食前酒】 季節の果実酒
【先 附】 海老酒塩煮 数の子土佐煮 楓麩
素麺瓜水晶羹 玉寒天 敷きもずく酢
【八 寸】 松葉蛸柔らか煮 蟹、木耳進上松風
鰻高菜すし 甘酢長芋、赤蒟蒻、貝柱串さし
「烏賊、三度豆、パプリカ」雲丹酢和え
手長海老唐揚げ 金目鯛柚庵焼き
【造 里】 明石直送活鯛 鮪 蛸、帆立貝いくら盛り
金魚草 アボカドなど 山葵 神戸菊紫
【椀 物】 鱧くず打ち 青竹胡瓜
梅香豆富 鹿の子椎茸 香り柚子
【焜 炉】 里の味「神戸牛とまとバター鍋」
水菜 笹白葱 エリンギ茸 焼き粟麩
【揚 物】 鱸唐揚げ加里風味 無花果おかき揚げ
熨斗海老東寺巻 舞茸金麩羅
獅子唐 端かみ生姜 一味卸し 煎り出し
【止 椀】 赤出し汁 焼き茄子 粟麩 三つ葉 粉山椒
【御 飯】 北摂三田米
【香之物】 縮緬じゃこ有馬煮盛り込み
【果 物】 二種盛り 小さなケーキ添え クコの実
※都合により、内容の異なる場合もございます。
令和5年8月1日(火)
有馬涼風ビアガーデン2023 7月30日(日)より開催!!
本日7月30日より、
有馬温泉夏の恒例イベント
「有馬涼風ビアガーデン」がはじまります!
※画像は過去のものです。
■日時:2023年7月30日(日)~8月20日(日)時間:18時30分〜22時
※雨天、河川増水、強風時、神戸市に大雨・洪水注意報及び警報が発令された場合は中止いたします。
また、感染状況等によりイベントの内容の変更及び中止を行う場合もございます。
予め、ご了承下さいませ。
■場所:有馬川親水公園(入場無料)
ぜひ今年の夏は有馬で
日本の夏を満喫してください!
それではー。
令和5年7月30日(日)
お茶席のお軸
当館では、毎週水曜日にお茶のお稽古を行っております。
お茶室には、客人をもてなす心が詰まっており、旅館のおもてなしに通じるものが多くあります。
今回も先生が私たちのために、時節に合った掛け軸やお花をご用意して下さいました。
お茶のお稽古では、作法や所作が学べるのはもちろん、このようにおもてなしの心が学べることが大変すばらしいですね。
更には、一つ一つの動作に意味があり、無駄がなく、次の動作に繋がっていくという、なんとも言い難い奥深さがあります。
本日は、そんなお茶室から「お軸」について。
皆さまは上の写真のお軸が読めますでしょうか?
私は全く読めませんでした・・・
答えは「清流無間断」で「せいりゅうかんだんなし」と読むそうです。
禅語のひとつで、「清らかな流れが、絶え間なく流れている」様を表しています。
水が溜まり澱むことのないよう、絶え間なく流れるようにし続けること、それは努力や修行を絶えず行うことが大切であるということを意味しております。
代々続いてる物や思想は、ただ続いているのではなく、その裏にはそれなりの努力があるのです。
私達もこのお軸にあるよう、月光園という旅館を通し「学び」「修行し」この先も「日本の伝統と文化」を、お客様に提供し続けることの出来る旅館であるよう努力して参ります!
ちなみに、先ほどの「清流無間断」は先週のお軸。
今週のお軸は「清風」ですごく涼しげです。何より、竹の墨絵が素敵なお軸でした。
床の間のお花は「ガクアジサイ」「ヌスビトハギ」「桔梗」「矢羽(やはず)ススキ」でした。
2023年7月5日(水)
有馬温泉月光園 平田
すき焼き講習会
先日、客室係の新入社員向けにすき焼き講習会を行いました。
関西では、肉を焼いてからザラメや醤油で味付けするのが主流です。
「すき焼き」の名前の由来ですが、農具の鋤(すき)の上で具材を焼いて食べたというのが一番有力な説となっており、関西のすき焼きにはその名残が残っております。
もう一つ似た料理に「鍬(くわ)焼き」というのもありますね。
こちらは、鶏肉などに小麦粉をまぶし、甘辛いたれを付けて焼いた料理です。
関東では、肉を焼かず、割り下で具材を煮込むのが主流です。
そして当館では割り下を使用して肉を焼く、上記の中間のようなオリジナルのスタイルです。
当館自慢の割り下は、オリジナルの配合で上品に仕上げております。
お砂糖を別途ご用意しておりますので、お好みで足していただいてお召し上がりいただいております。
そして、当館では最初の1枚のみ客室係が焼いてお客様に提供いたしております。
割り下を使用しているので失敗はしにくいのですが、それでも焦がしてしまったりすることもあり、新入社員には講習会を行っております。
当館では、お鍋料理は冬季限定で行っているのですが、この「すき焼き」だけは通年を通して行っており、通常の鍋料理とは一線を画した一つの料理として扱っております。
また、神戸ビーフを使用しており絶品です。
暑い夏にこそ当館の温泉で疲れを癒し、「すき焼き」でスタミナをつけて帰ってください!
2023年7月3日
有馬温泉月光園 三好
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