鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

ちょっとブレイク★月光園の喫茶コーヒーのお話

皆様、こんにちはー。
月光園游月山荘で「おみやげ品コーナー」と喫茶店「パノラマラウンジ 具楽須」の担当をしております市丸と申します。
 
こちらのブログに寄稿するのは数年ぶりになりますが、機会があれば今後ともこちらで売店のオススメ商品や喫茶の新商品などの情報を書かせていただきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。
 
さて、先日 林さんが書いて下さった「月光園の珈琲レベルが上がった話。」は読んでいただけましたでしょうか?まだの方は7月2日の投稿ですので、よろしければぜひドロップダウンして見てみてください。
今回は皆様に林さんの記事にもありました「スペシャルティコーヒー」のご案内をさせて頂きたく、本文を寄稿させていただきました。
 
当店では成田珈琲さんより「スペシャルティコーヒー」を仕入れています。
「スペシャルティコーヒー」の定義は、実は国や組織によってあいまいで細かく定まっていないのですが、多くの場合で共通しているのは、
●栽培に適した生産地、生産者、良質な豆の選定、処理方法、加工方法から流通ルート、そして最後のカップに至るまでの全ての行程がプロの手によって最適に行われ、徹底して管理され、かつ素性が分かる、おいしいと評価された珈琲
●上記の生産方法の為、生産数が少なく、翌年も同じものが作られる=飲めるとは限らない。
という点。
 あらゆる行程でそれぞれのプロが手間暇をかけ、通常の珈琲よりもさらにこだわった仕事を行われたと証明される希少な豆が、「スペシャルティ」と認められるのです。
 また、産地や品種で異なる特徴を持つ珈琲豆本来の味を感じて頂くために、焙煎は通常の豆よりも比較的「浅煎り」で行われることも特徴です。
結果、「苦味」は少なめで、代わりに豆それぞれがもつ「風味」や「酸味」「香り」が表れてきます。
 
そんなこだわりのコーヒーを、当店では成田珈琲さんの紹介の元、月替わりで仕入れてご提供しております。
 
7月は、先日W杯で日本代表が勝利した事でも記憶に新しい「コロンビア」の、ウイラ地方で作られた「ヴィジャ ファティマ ブルボン」です。
「ヴィジャ ファティマ」は生産者が住む町の名前で、東京ドーム半分くらいの土地を複数の農家が家族総出で栽培し、カミーロ・メリサルデさんが責任者としてまとめています
なお、「ブルボン」はフランス王朝とかお菓子の名前みたいですが、コーヒーの品種名だったりします。
標高1,800m前後で栽培されたこの珈琲豆は、やわらかくも華やかな香りとほどよい酸味が口内で広がり、雑味が抑えられたクリーンな飲み口が素晴らしく、全体的に整っているが特徴です。砂糖も入れていないのにほのかな甘みを感じるのには私も驚きました!!

せっかくのご旅行、家族や仲間と過ごす特別な時間・・・共に楽しむコーヒーも特別≪スペシャルティ≫にしてみてはいかがですか?

平成30年7月13日(金)
有馬温泉 月光園 市丸

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