【有馬温泉豆知識】有馬の温泉・『金泉』とは・・・?
いつも元気にこんにちは、本日も月光園便りを更新致します!
曇り空になりつつある有馬温泉ですが、桜の花も徐々に色付きピンクの部分が増えています。
暖かくなったら一気に咲くかもしれません・・・♪
さて、今回は有馬温泉で当たり前のように知られている『温泉』でお話しいたします。
今更と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、意外と知られていない事も多いでしょう!
ちょっとだけ、有馬の温泉に詳しくなってみてください!
まず最初に、有馬という地域は、日本最古の温泉地です。
最古、すなわち人間がまだ土を掘る技術を持たない時代より、
大地の恵みを蓄え湧き出ていた『自然の温泉』であるということです。
技術の発達した現在でも、浅い場所(300mまで)からの採湯とし、
自然の恵み(温泉の有効成分)を十分に蓄えたお湯をご提供しております。
有馬温泉の【金泉】は、塩分と鉄分を多く含んでいる為に褐色です。
どれぐらい多いのかといえば・・・タオルに掛け続けると、タオルが染め物みたいに赤くなるほど濃い鉄分が含まれています。
この金泉は、環境省の指針により療養泉として指定している
9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、
硫黄泉と酸性泉を除く「7つもの成分」が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。
また、レア・メタル等の希少物質も含まれている為、非常に温泉成分が濃く、
その効果で体の芯から温まり、リラックスできる弱酸性の美容を気にする女性にもお勧めの温泉なのです(≧ω≦)
ちなみに・・・町内にある泉源の看板を見てもらうとすぐに分かるのですが、
200m下から98℃の温泉が湧いているのが分かりますが、
有馬には温泉に必須の『火山』が付近にありません・・・
この熱湯はどうやって湧いているのか?謎が多い温泉地でもあります。
多くの学者さんがこの謎を解こうとし、様々な説が飛び交ってはいますが、
今でも有力な証拠は見つかっていません。
不思議で楽しい有馬温泉、温泉だけでも興味深い事がいっぱいです♪
皆様も一度、この不思議な温泉で体を癒して下さいませ!
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