鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

布引ハーブ園

先日、11月15日(土)に「布引ハーブ園」に行ってまいりました。
異人館付近のコインパーキングに車を駐車し、ロープウェイ乗り場まで。

異人館からは、約10分前後のところに乗り場はあります。

このあたりは、坂が多く、しかもかなり急な坂道です。

写真は、新神戸駅。ロープウェイの『北野一丁目駅』より撮影したもの。
ご覧の通りすぐ近く、約5分くらいの距離です。

新神戸から有馬温泉までは、約30分程度ですので、有馬温泉へご宿泊のお客様にもお勧めのスポットです。

そして、いよいよロープウェイへ。


通称『夢風船』と呼ばれるこのロープウェイ。
最大6人乗りなのですが、カップル・ご家族単位で乗る事が出来ますので、水入らずの空中散歩がお楽しみいただけます。

特にカップルにはお勧めです!

途中「風の丘駅」手前に、大きなダムが見えてまいります。
これが、日本初の重力式コンクリートダム『布引五本松ダム』です。

ダムが視界から消えると、今度はロープウェイの中間駅である「風の丘駅」に到着。

ここには、ハーブ園の裏口である、「南ゲート」があります。
こちらからもハーブ園に入れますが、「北ゲート」に向けてかなり急な上り坂。
ほとんど登山状態になる為、やっぱり終点の「布引ハーブ園駅」下車で「北ゲート」より下って園内を見て回るのがお勧め。

ちなみに「風の丘駅」周辺はこんな感じです。

この日は、陽気も穏やかで非常にいい雰囲気でした。
芝生に座って日向ぼっこなんて、子供の時以来したことがありません。
なんだか照れくさくて。

ここでは、そんな光景がごく自然にうかがうことが出来ます。

この写真、なんだかお分かりでしょうか。

ロープウェイの支点の部分です。
その前に、下の2枚の写真を見て何かお気付きになりませんか?

そうです。ロープウェイのゴンドラの距離です。
駅に到着時にはこんなに近くにあるのに、空中ではかなりの距離です。

私は、ロープとゴンドラの支点が固定されていないロープウェイがある事にびっくりいたしました。

そこで、最初の写真。

丸の部分が本来、ロープと接続されている部分です。
駅の中では、ロープから外れているんですね。
これは、山頂の「布引ハーブ園駅」で撮影いたしました。

というわけで、布引ハーブ園駅に到着!
ハーブ園駅よりハーブ園を撮影しました。

広大な敷地ですね。

ここには、ハーブ園の他に「レストハウス」と「森のホール」があります。

レストハウスは、1階がお土産コーナー、2階がレストラン「HERB GARDEN」となっております。

お昼は、バイキングとなっており一人1,980円です。

取り皿は、水分の多いものでも大丈夫なように工夫されたトレー皿になっております。

お料理もおいしく、お肉にはお肉に合ったハーブ、お魚にはお魚に合ったハーブを使い料理しているのだと思います。
パスタやパン、もちろん御飯もあります。

デザートは、少し種類が少なくたぶん缶詰だと思いますが、シャーベットは非常に面白い!
面白いというのは、ハーブのシャーベットで今までに食べたことの無い味なのです。
バジルやチャービルなど、結構濃い目の料理にもスパイスされるこれらが、シャーベットになる斬新さ、食べるとなんともあっさり系で美味!
是非、皆様にもご賞味いただきたいですね。

1階のお土産コーナーには、ハーブの種や苗などがたくさんありついつい長居してしまいます。
その他にもハーブのお香やハーブ入りクッキーなど、魅力一杯。
私は、ハーブの苗を3つ購入しました。
葉っぱを指で少しこするとパイナップルのような香りがするんです。

少し面白そうなのが、ハーブ入り豚まん280円。

私は、食べなかったのですが興味のある方は是非!

この日は、このレストハウスの前でジャズの生演奏を行ってました。

沢山のバラが咲く庭もあり、ハーブ園に入る前から私たちを楽しませてくれます。

もう一つの施設「森のホール」には香りの資料館というのがあり、香りに対する色々な知識を得る事が出来ます。

例えば、香水とコロンの違いとか、香りの選び方や付ける場所など。
その他にも、香りの歴史などもここで分かります。

そして、この中で「アロマ体験」という物があり、
【アロマ石鹸作り】【お香作り】【ルームスプレー作り】などを体験できます。

私は、石鹸作りにチャレンジ。
料金は一人1,000円です。

1.無色・無臭の石鹸を電子レンジで暖め液体に。
2.香り付け。(3種類の香りより好きな香りの元を選び、約5滴入れます)
3.ウコンで着色。(微量でもかなり色付きます)

4.乾燥ハーブをお好みで。
5.型に流し込む。

6.冷やして完成!

石鹸作りでは、全行程で20分程度。
このような石鹸が2個作れます。

是非、チャレンジしてみて下さい!

と、ここまではまだハーブ園の手前。
いよいよハーブ園に入場。

この日は、コスモスの摘み取りを14時から行っていたようですが、時間が合わずに行けませんでした。

園内の風景はこんな感じです。

季節によっても、咲いている花などは異なると思いますので、後は実際に見に行ってください。

私はラベンダー畑をずっと探していたのですが、この季節にラベンダーはないようで見つかるわけがありません。
なんと、下の写真がラベンダー畑のようです。

ハーブの葉っぱを擦りながら、香りを楽しみ園内を回っていると夕刻に。

「風の丘駅」より、神戸の夕景を見ながら夢風船でハーブ園を後にしました。


と、ここまではロマンチックっぽいのですが、高所恐怖症の私はロープとゴンドラが固定されていない事実が常に頭をよぎっておりました。


そして、「北野一丁目駅」へ無事に到着。

非常に有意義な一日でした。

☆データ☆
布引ハーブ園
料金:入園料200円
往復ロープウェイ乗車券+入園料セット1,200円

その他、団体割引きなどの料金案内はハーブ園ホームページをご確認くださいませ。

平成20年11月17日(月)
有馬温泉月光園 幸坂

月光園の秋。

今朝、私が寝ぼけながら月光園の前を歩いていると、道に黄色いイチョウの葉が落ちていました。
「え?!」
と思って見上げると、そこには大銀杏が紅葉した姿を太陽にあてて立っていました。
つい数日前はまだ緑だったのに、自然の変化に目を見張るばかりとはこのことですね。
イチョウや紅葉だけが紅葉するわけではありませんが、子供の頃は日の光に照らされてキラキラと輝くイチョウや小麦畑、稲の穂も、金色のように思えたもので、歩道の隅に積み重なった落葉をわざわざ踏みながら歩き、そのわしゃっわしゃっと音を立てる木の葉に胸を躍らせ、時に滑りそうになりながらも楽しく歩いていた日々を思い出します。秋になるとどんぐりやまつぼっくりを競って探し、大きな落葉を拾ってみたりと、子供の頃は毎年していた秋探し。いつからしなくなったのでしょうか・・・。

どれもこれも、秋の野山といえば皆様それぞれに懐かしい思い出があることと思います。
秋の深まりつつある有馬で、温かいお湯と美味しいお料理と共に、散策をなさりながら懐かしい“秋探し”などはいかがですか?

秋の味覚プランも大好評発売中ですので、是非ご利用下さい。
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2008年11月7日(金)
有馬温泉月光園 岡本