鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】北野異人館、ウィーン・オーストラリアの家

ラインの館を出てそのまま坂をずっと登って参ります。そうしますとウィーンオーストラリアの家に到着します。

 この家までの坂道はけっこう急で、坂道の多い有馬在住の私でさえ、汗ダクになるような坂道です。やっとの思いでたどり着いたといった感じです。

 このウィーンオーストラリアの家では、有名な作曲家でありますモーツァルトをテーマにした、オーストラリアの文化の紹介が主だそうです。館内は19世紀後半の貴族の家を再現しており、女帝マリア・テレシアの肖像やロココ調の衣装などを展示しております。また作曲に使われたピアノなどの複製や直筆の楽譜、手紙など、ザルツブルグのモーツァルトミュージアムからの寄贈品なども展示されているそうで、マニア必見だそうです。

 またガーデンテラスではインペリアルホテル直送のオーストラリアワインも販売されておりました。飲みたかったのですが、私は非常にアルコールに弱い体質ですし、まだまだ予定がありましたのでやめておきました。

 2F展示室には、日本にも数台しかないと言われるフォルテ・ピアノを展示されております。モーツアルトが作曲に使ったものと同じタイプだということです。ガーデンテラスに面したチョコレートショップでは、国内での販売はここだけというインペリアル・トルテを販売しております。これはウィーンにあるホテル・インペリアルのシェフが、約150年前のレシピを基に忠実に作り上げた幻の1品だそうです。

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住所 神戸市中央区北野町2-20-4
TEL 078-242-6530
入館料 ¥1,000-
営業時間 (冬期) 9:00〜17:00 
     (夏期) 9:00〜18:00
定休日 年中無休

平成19年6月4日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】神戸異人館〜うろこの家・うろこ美術館〜

 ラインの館を出て、坂を登っていくとウィーン・オーストラリアの館がございます。その館の近くにうろこの館⇒という看板がございますが、右に行くような通路はございません。はて?と思いウィーンオーストラリアの館をそのまま通過するとまた坂道になっております。その坂を登ったところにうろこの家とうろこ美術館がございました。

 このうろこの館は北野異人館で最初に公開された建物だそうです。国の指定文化財にもなっていて、外国人向けの高級借家だったそうです。建物の外壁に使っている天然石の模様が魚のうろこに似ているところから”うろこの家”という愛称が生まれ、親しまれております。

 写真右側がうろこの家となっており、館内のインテリアも昔のままだそうで、アンティークな家具や置物の逸品のほか、欧州の王室が愛用したらしい豪華な陶磁器などを展示しております。

 左側の建物はうろこ美術館で、こちらでは絵画の展示をしております。主にヨーロッパとロシアの近・現代絵画が多いようです。有名な画家の傑作が展示されております。

 またこのうろこの家は異人館でもっとも高台に位置しておりますので、そこから見える港中心の神戸市外は絶景です。展望台としての人気も高いようです。

 私が訪れたときは写真下のように、黄砂のせいかあまり綺麗に撮影できませんでしたが、神戸市の絶景を楽しむことができました。もうちょっとデジカメ撮影の技術を勉強しないとなぁと思った一瞬でありました。

 
平成19年6月3日 有馬温泉月光園 門口