【有馬温泉月光園便り】有馬の歴史 ”仁西と有馬温泉”
有馬温泉は、平安時代に六甲の山津波によって、一時さびれてしまいます。鎌倉時代になると、大和国(現在の奈良県)の僧である仁西によって復興されました。
仁西は薬師如来を諸語する十二神将にちなんで12の坊を建設して有馬温泉を復興させます。この「坊」というのは本来は僧の宿舎のことを言うようです。有馬温泉には「○○坊」と旅館名が多くなっておりますが、これは室町時代中期に仁西の12坊にちなんで、一般の温泉宿に坊の名が採用されるようになっただけということです。寺院との直接の関係はないようです。
先日ご紹介した行基、今日ご紹介しております仁西の二人の僧のおかげで、有馬温泉は一層有名になり、白河法皇、後白河法皇、藤原道長、藤原定家、豊臣秀吉、千利休、徳川秀忠など、多くの方々が湯治に訪れるようになり、和歌や散文の舞台にも登場するようになりました。
平成19年5月15日 有馬温泉月光園 門口
最近の投稿
カテゴリー
- 重要なお知らせ (17)
- 月替りの会席 お品書き (53)
- 月光園情報(最新情報・お宿自慢など) (970)
- 有馬からの四季便り (473)
- 有馬温泉町巡り (71)
- 有馬温泉こだわり情報 (45)
- 有馬温泉豆知識 (83)
- 周辺観光情報(お勧めスポット・体験記) (678)
- ☆休館日情報☆ (108)
- みかわのひとりごと (44)
- 月光園動画【昔懐かしのCMはこちら】 (4)
- いらすと月光園だより (43)
- メディア紹介 (54)
- その他(担当者の独り言・その他情報など) (303)
- 未分類 (67)