鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】六甲高山植物園 春季オープン


以前、月光園便りで何度もご案内しておりました六甲山高山植物園。現在は冬季休業中なのですが、3月21日より春季オープンとなります。

その春季オープンに先駆けて、明日3月17日に早春プレオープンが行われます。

六甲高山植物園 早春プレオープン
3月17日(土) 10:00〜
大人500円 小人250円
※要予約
※このイベントはすでに終了しております。

春の訪れを感じる六甲高山植物園の春季オープン。月光園の館内の桜もあって、非常に楽しみな季節になってきますね。春休みにはぜひ有馬・六甲へと足をお運びください。

平成19年3月16日(金) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】関西の秘境駅 武田尾駅

関西の秘境駅とも言われる「武田尾駅」に先日行ってきました!

秘境駅、というのも耳慣れない言葉かも知れないですね。
秘境駅という駅の定義としては、

・電車でないとたどり着くのが難しい
・周囲に人家がなく、利用価値が希薄

といった駅のことを指します。以前この月光園便りでご紹介した新有馬駅も秘境駅だったとも言える存在ですね。昔に読んだ「秘境駅に行こう」という本でこの駅のことを知ったのですが、今回ようやく訪れる機会に恵まれました。

武田尾駅はJR福知山線にあります。有馬温泉からだと三田まで神戸電鉄で出て、JRに乗り換えて三田より普通電車で行くことができます。有馬から大阪に行くまでに立ち寄ることができる秘境駅ですね。

武田尾駅に降りてまず気になるのは駅の特殊な形です。渓谷の中にある駅のため駅のホームの半分はトンネルの中に、もう半分は川を渡る橋の上にあります。一般的な電車の駅とは相当違っていて、何とも形容し難いものがありますね。

秘境駅だけあって駅前には確かに何もありません。さらに言うなら無人駅なので駅員さんもいません。ただ武田尾温泉という温泉が近くにあり、歩いて10分ほどで行くことができます。

旅館のあるところまで歩いてみましたが、数件の旅館があるだけです。秘湯という言葉に魅かれる方には向いているのかなと思います。同業者なので「1日何件ぐらいお客さんがあるんだろう」なんて思っていましたが、短時間の内に7〜8組のお客さんらしき方とすれ違ったので、割と繁盛しているのかなとも思います。この武田尾駅、確かに駅前こそ何もありませんが、この温泉がある以上は充分に利用価値があるのではとも思えてきますね。

ちなみにこの武田尾駅、「秘境駅に行こう」の作者のホームページランキングでは143位にランクインしています。しかしつい最近まで、関西にその上を行く秘境駅がありました。それは神戸電鉄の菊水山駅で、さらにランキングは上で39位。関西でもダントツ1番の秘境駅だったのですが、平成17年3月より営業休止になっており、電車は停車しなくなってしまいました。以前ご紹介した新有馬駅も実際のところ同じような経緯を辿った駅といえますね。

気軽に立ち寄れる武田尾駅、ご存じなかった方も、普段電車で通っておられる方も、一度ぶらりと降りてみてはいかがでしょうか。

有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】金ノ泉焼

このブログも4月で1年になります。
昨年の桜の頃から始まり、早くも次の桜の季節が来ようとしております。
昨年の4月13日に“有馬の新名物”としてご紹介いたしました『金ノ泉焼』を当館でも販売することになりました。
10ケ入り1,050円の商品のみの取り扱いですが、早くも主力商品の仲間入りとなっております。
本日、朝から「金ノ泉焼」を購入し予約係の仲間でおいしく頂きました。
個人的にこの商品の大ファンで、今までは外に買いにいっていましたので、月光園内で手に入るようになり非常に嬉しく思っております。
前にも、書きましたが“醤油”と“あんこ”のミスマッチが非常に良い!
予約係のメンバーの評価も非常に高い商品で、お客様にも自信を持ってお勧めできます。
有馬温泉駅構内の販売店では、1個売り(多分105円です)も行っておりますので、先ずはお試し下さいませ!

平成19年3月12日  有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】手塚治虫記念館

今日の月光園便りは宝塚にある、手塚治虫記念館の話題です。

手塚治虫記念館は宝塚歌劇団と並ぶ、宝塚の観光スポットです。有馬温泉とセットで宝塚を観光される方は、たいてい歌劇か手塚治虫記念館のどちらかに行かれますね。

記念館はJR・阪急の宝塚駅からもほど近く、歩いて10分ほどで行くことができます。市内の中心部に観光スポットがあるというのは非常に便利ですね。内部は地上2階、地下1階でそれほど大きい建物ではありませんが、たくさんの物が詰まっている感じです。

記念館の中には手塚作品の原画や絶版になった単行本など、貴重なものがあってミュージアムらしいなと思います。私としてはガラスケースの中にあったドストエフスキーの「罪と罰」を漫画化したと思われるものが非常に気になりました。その他にもアニメの製作体験ができたりと、遊べる博物館という部分もあります。

それらとは別に、特に私が魅かれたのはカフェコーナーです。手塚治虫全集などが本棚いっぱいに並んでおり、自由に座って読むことができます。まるで手塚治虫専用の漫画喫茶のようになっていて、下手な漫画喫茶にいくよりずっとお得かもしれません。日本語版だけでなく、英語版の鉄腕アトムであるアストロボーイや韓国語、中国語、フランス語のものも自由に読むことができます。

鉄腕アトムがリメイクされたり、映画「どろろ」が公開されたりと最近再び注目を浴びている手塚治虫作品。もっと手塚治虫について知りたいという方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

平成19年3月11日(日) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】神戸地方裁判所


写真は神戸市中央区にある神戸地方裁判所です。ご覧の通り、古い洋風の建物にガラス張りの新しい建物が乗っているという非常に特殊な形の建物です。

土台となった方の建物は1904年に完成したものですので、100年を超える建物です。新しい方の建物を足す形で改修したのが1991年です。既存のものの良さを活かしつつ新しいものと組み合わせる、といった考え方のもとに設計されました。そのごの震災にも耐え、今も現役の裁判所として使用されています。

私どもの鴻朧館といえば和洋折衷の建物ですが、この神戸地方裁は今昔折衷とでも言うべき建物ですね。関西の建物の中でも相当目立つものの1つです。神戸地方裁判所へはJR神戸駅より徒歩5分ほど、湊川神社のすぐ隣にあります。珍しい建物にご興味のある方、ぜひ一度ご見学下さい。

平成19年3月9日(金) 有馬温泉月光園 奥平