エステサロンのみの利用が可能となりました!
今日の有馬は久しぶりに晴れています。
ようやく、今年の長い梅雨も終わりが見えてきたようですね。
また「戻り梅雨」にならなければいいんですが。
今はほんとに、梅雨明けを待ち望まれるところです。
さて、昨年8月にオープンしましたスパエステ「キュール」。
おかげさまでご好評を頂いております。
これまではサロンのご利用はご宿泊のお客様に限定させて頂いておりましたが、この度サロンのみの直接利用が可能となりました。
かねてからのお客様のご要望にお答え致しました。
また、ご希望のお客様は日帰り入浴もご利用いただけます。
キュール利用限定日帰り入浴プラン
(税込)2,000円
フェイスタオル、バスタオル、館内用浴衣つき
より利用しやすくなりましたスパエステ「キュール」。
姉妹サロン「グランモア」と併せまして、今後ともよろしくお願いいたします。
平成18年7月26日 有馬温泉月光園 奥平
「花は野にあるように活け」
花の美しさは、人生にたとえればほんのひとときであり、茶席に活けられた花の枯れるまでの刹那の美が、お客様に対するもてなしだということを、千利休は七則の中で教えています。
茶室に活けているお花は、豪華絢爛な小原流とは相対的に異なります。
「南方録」の中で、
「小座敷の花は一いろを一枝か二枝かるく活け、四畳半にもなりては、二いろをも許すべし」
と、花は少ないほど花そのものの美しさがあらわれて良いとあります。
お茶のお稽古の日にお花をみると(写真)、有馬籠に柏葉紫陽花と桔梗、そしてかんぞうのお花が挿してありました。これは、全て自然の野に咲く花です。籠花入の場合は、三種ほどは活けてよいそうですが、やはり茶室のお花は少ないほうが、茶室の清楚な空間と相乗効果を為して、美しく感じられます。これが、「わびさび」なのだなと息をのみます。
また、お軸には「雲収山厳青」とあります。作は、立花大亀という方で、紫野大徳寺の搭頭です。この「紫野」という地は…と、お茶の先生が大徳寺という茶人にとって大切な場所を、歴史を紐解いて教えてくれました。
大徳寺は利休が三門を寄進したのですが、二階部分に仏殿を設け、そこに数体の仏像の他に雪駄履きの利休の木像も安置した為、その門を秀吉が通った際に「利休の股の下を通らせた」と秀吉の逆鱗に触れ、利休を切腹させたそうです。切腹の原因は他にも考えられ、定かではありませんが、このような言い伝えがあります。
このようにただ一つの言の葉で、大河ドラマが奏でられるのは、文化の面白みですね。
平成18年7月25日 有馬温泉月光園 福山
神戸空港〜関西空港ベイシャトルと関空二期工事視察
昨日、“神戸空港・関西空港ベイシャトル”と“関西空港二期工事”の視察に行って参りました。 ベイシャトルは7/13より就航しており、先日もこのブログでご紹介いたしました。 今回の視察ルートは、 神戸空港から関西空港までなんと29分で到着。 ●二期空港島現場見学ツアー/072-455-4040 2007年第二期完了となれば、滑走路も二本になり、国内外問わずたくさんの方が関西に訪れ、その関西空港からのアクセスに神戸空港ベイシャトルがあれば非常に神戸も近い存在になります。観光するには便利さが伴ないます。観光と交通は密接な関係ですね。有馬温泉〜神戸空港までも無料バスがありますので、是非有馬温泉まで足を運んで下さい! 有馬温泉月光園 植田 |
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ニッコウキスゲ(日光黄菅、もしくは日光黄萓)
六甲山より今週の高山植物
月光園より六甲有馬ロープウェーにて12分、六甲高山植物園ではニッコウキスゲがただいま見ごろを迎えています。
小さな黄色の花が西入口でお花畑になっています。
このニッコウキスゲ、花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ていることからその名がついたそうです。
日光の名前はついていますが、特に日光だけというわけでなく、全国的に見られる花です。
Wikipediaのニッコウキスゲの欄でも六甲高山植物園の様子が紹介されています。
ただ、ニッコウキスゲでなくその別名のゼンテイカ(禅庭花)の名前で紹介されていますね。
1日花、つまり花は1日だけ咲いて散ってしまいますが、高山植物園では群生しているため長くお楽しみいただけます。
ニッコウキスゲの花言葉は「日々あらたに」「心安らぐ人」「夏美人」。
7月24日の誕生花でもあります。
いっぱいに咲いたニッコウキスゲ、六甲高山植物園で7月いっぱいが見ごろです。
平成18年7月18日(火) 有馬温泉月光園 奥平
有馬の水道水と水源、千苅ダム(千刈貯水池)
今日は有馬温泉は大雨です。少し外を歩くだけで足元がかなり濡れてしまうぐらいどしゃぶり・・・・・。せっかくの海の日ですが、残念ながら海水浴は無理そうですね。でもせっかくの休日、どこかに行きたい!!という方は是非、当 月光園鴻朧館・游月山荘の温泉&ご昼食のお日帰りへお越し下さい!どしゃ降りの雨を眺めつつの温泉と食事…なかなか良いものです!!
さて、そんな今日の月光園便りは水にちなんで有馬の水道水にまつわるお話です。
月光園の喫茶コーナーでお水を飲まれたお客様はよく、有馬の水はおいしい、と仰ってくださいます。
私どもがお出ししているのは普通の水道水なのですが、確かに一味違うという感じがします。
水はただ冷やしただけでもおいしさが違うものですが、有馬の水は神戸の他の地域とも違う味です。
私自身、地元が同じ神戸の垂水という所なのですが、地元の水道水にはほんのかすかに苦味が感じられます。
それというもの、神戸や阪神間の水道水は淀川の水を利用しているのですが、有馬地域の水道水は道場町の千苅ダムの水を浄化したものなんですね。
水源が違えば水の味も当然違ってきます。
阪神地区の大半は淀川の水道水を利用していますが、特にその地域から有馬にお越し頂いたお客様はおいしく感じられるかも知れません。
ちなみに有馬の水源である千苅貯水池の水は、先日この月光園便りでご紹介した武庫川とつながっています。
水道水を提供する千苅浄水場は武庫川と有馬川が合流する地点の近くにあります。
もちろん有馬の良い水は月光園のお料理にも活かされています。
有馬温泉まで良い水と良い湯の旅、というのも良いかも知れませんね。
平成18年7月17日(月) 有馬温泉月光園 奥平
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