鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】湊川神社〜楠公武者行列〜

 JR神戸駅のすぐそばに湊川神社という神社がございます。この神社で5年ぶりに楠公武者行列が行われました。早速取材へと行ってまいりました。今日はそのレポートです。
 
 この湊川神社には、後醍醐天皇の命に応えて建武中興に大いなる功績を残した楠木正成公(大楠公)を始め、ご夫人、お子様正行公(小楠公)、弟君の正季卿等ご一族十六柱と菊池武吉卿が祀れています。そしてこの武者行列は、今から660年以上も昔、建武中興に大いなる功績を残さした楠正成が後醍醐天皇を、この神戸の地でお迎えし、京都へ先導された最も晴れやかな姿を再現したものだと聞いております。

 写真のように皆さん勇ましく、そして華麗な姿での行進です。先頭には湊川中学の生演奏、そして各武将の役をやられている方はちゃんと立派な馬に乗られておりました。総勢800人の大行列はとても長く、最後尾の方が神社を出られるまでになんと!一時間近くもかかっておりました。

 この武者行列の中には兵庫県知事、タレントの松本萌子さん、赤井秀和さんも参加されておりました。そして行列はこの後、元町4丁目⇒中突堤(タワーサイドホテル南)⇒ハーバーランド(高浜岸壁:コンチェルトの発着場です)⇒東川崎交差点⇒新開地商店街⇒湊川公園⇒荒田グランド北角⇒柳筋⇒多聞通交差点というルートで湊川神社に帰ってきます。その行程は休憩も入れますとなんと約6時間という長い行程です。参加された皆様、本当にお疲れ様でした。

平成19年5月26日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】六甲高山植物園“石楠花

【有馬温泉月光園便り】六甲高山植物園“石楠花(しゃくなげ)”が見頃です。

つい先日まで、五月のゴールデンウイークだった気がしますが、もう13日と月も半ばになってしまいました。梅雨の季節ももう目の前ですね。

ただいま、六甲高山植物園では石楠花(しゃくなげ)が見ごろです。
この石楠花は、道路の植え込みなどで良く見かける“つつじ”の仲間なのです。
子供の頃、つつじの花を摘んで蜜を吸ったりしていたのを覚えています。

今回、見頃の石楠花は日本のつつじの仲間で最も豪華な花をつける“ホンシャクナゲ”やかわいらしい花をつける“ヒメシャクナゲ”などです。
他にも、ちいさなスズランのような花を沢山つける“ドウダンツツジ”やスイス三名花の一つに数えられる“ゲンチアナ・アコーリス”(リンドウ科)なども見頃!

黒い花を咲かせる、“クロユリ”など、六甲山と言う高山だから見られる山岳地帯の珍しい花々も沢山咲いています。

六甲高山植物園へは、お車で約40分。
ロープウェイと六甲山上循環バスで約40分となっております。

自然豊かな六甲山で、日頃目にすることの出来ない高山植物を是非ご覧下さいませ。
その他、オルゴールミュージアムなど六甲山には魅力的な施設が沢山ありますよ!

《花言葉》
 ◆石楠花(しゃくなげ)…【威厳】【荘厳】【危険】/5月6日の誕生花

 ◆黒百合(クロユリ)…【恋】【呪い】/8月12日の誕生花《写真上》

 ◆ドウダンツツジ…【節制】【かわいい人】/4月14日の誕生花《写真下》

平成19年5月13日(日)
有馬温泉月光園 幸坂

— 店舗DATA —
六甲高山植物園
TEL:078-891-1247
住所:〒657-0101神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
◆スイス三名花とアルプスの花々フェア開催中。
◆園内に設置されたポイントの花で和歌を詠む「和歌の会」も行っております。

【有馬温泉月光園便り】神戸を訪れる客船たち”EXPLORER”

 写真の豪華客船はパナマ船籍のEXPLORERとい客船です。4月25日8:00に入港し、29日23:00にホノルルに向けて出港するそうです。

 下の写真にプレジャーボートが写っているのがお分かりでしょうか?
実は、この船もかなり立派なボートなんですが、これだけ小さく見えてしまいます。
また神戸が誇る日本最大のレストラン船ルミナス神戸2が約5,000トンですので約10倍という大きさです。

 EXPLORERは2001年に「OLYMPIC EXPLORER」として建造され、巡航速度27ノットという高速クルーズができることで話題を呼びました。2004年にアメリカのピッツバーグ大学が全米の大学生に呼びかけて毎年実施している洋上大学船として運航される事になり「EXPLORER」と改名されたそうです。現在は、ヴァージニア大学が洋上大学を開催し、毎年2〜3回、全米の大学生を乗せ、世界一周の旅をしています。そのための入港だそうです。2007年は4月25日〜29日と9月12日〜16日に入港予定です。

 大学生からこのような客船で世界を見て回ることができるなんて、さすがアメリカです。スケールがちがいますね。

平成19年4月27日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】神戸に訪れる客船たち


 写真は4月23日、打ち合わせのためにハーバーランドを訪れた際に撮影したものです。船名はにっぽん丸。商船三井客船が所持する総トン数21.903トン、全長166.6m、全幅24.0mという豪華客船です。エンジンはディーゼルエンジン10,450psを2基搭載し、巡航速度は18ノットで航海する船です。世界一周の旅も行っているそうです。

 昼食をとるために入った喫茶店の店長さんの話ですと、このにっぽん丸は定期的に神戸港に入港しているそうです。今回は前日に屋久島から帰港し、神戸/横浜カジュアルクルーズへと出港するための寄港だそうです。

 その他、ハーバーランドには神戸港周遊の客船がたくさんあります。有馬からお帰りの際にちょっと海へ。。。なんて旅もいいのではないでしょうか。

平成19年4月26日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】神戸港旧信号所(旧新港第5突堤信号所)


 ハーバーランドには海辺に木製の遊歩道があり、ハーバーウォークと呼ばれています。そのハーバーウォーク先端に神戸港旧信号所が移設されています。この塔は高さ46.3m。大正10年に新港第4突堤に建設され、港に入港する船の交通整理を行っておりました。

 内部に入ることはできませんが、資料によると、内部にはエレベータもあり、当時は東洋一の信号所として注目されていました。無線の普及などにより平成2年3月にその役目を終え、平成4年に港の歴史を伝える貴重な建造物として保存されることが決定され、このハーバーウォークに移されました。

 上部に掲げられた旗は信号旗といって、船と船、船と陸上の間で意志を伝達するのに使用される旗です。26枚のアルファベット文字旗、10枚の数字旗、3枚の代表旗、および1枚の回答旗を組み合わせる「旗りゅう信号」によって、さまざまな意志を伝達するのに用います。この信号所に掲げられている旗は「KOBE」と「UW(安全な航海を祈る)」を意味しています。

平成19年4月25日 有馬温泉月光園 門口