鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

春節祭

中国では旧暦で節句を祝うそうです。
ですので、お正月も旧暦。
呼び方は“春節”となり、龍や獅子が踊り、爆竹が華々しく鳴り響くそうです。

神戸の観光名所でもある南京町。
こちらでも今年で20回目を迎える春節祭が、2月の7日から11日まで行われるそうです。

『関聖帝君(関帝・三国志の英雄関羽)』は商売繁盛の神様でもあるそうで、期間中は祀っている祭壇に参拝できるんですって。

「中国式と日本式は参拝方法が違うのかな?」

という疑問も生まれますが、そこは参拝指南役に『西遊記』の孫悟空・猪八戒・沙悟浄・三蔵法師がいらっしゃるので安心!参拝の後は一緒に写真撮影を楽しむこともできるそうです。
独特の衣装に身を包んだ彼らにあうのも楽しみですね♪

また、海栄門(南楼門)前ではポチ袋くじが販売されるそうです。

特賞賞品が豪華です!

2月7日(木)⇒北京オリンピック観戦ツアー(1本)

2月8日(金)⇒台湾往復航空券(1本)

2月9日(土)〜11日(月・祝)⇒香港旅行(各日1本ずつ)

このほかにも宿泊券や食事券などもあり、ハズレなし!だそうです。

中国風のお正月を楽しみながら、南京町のおいしいもの食べ歩き♪なんて週末はいかがですか?

2月7日ならお昼から中国の史実上の英雄たちや傾国の美女・楊貴妃などに扮した方々のパレードに出会えるかも?

見ているだけでも楽しい♪南京町のホームページはこちらからどうぞ☆

では、今日はちょっと寒さが緩んだように感じますが、お風邪など召されませんようお気をつけ下さい。

平成20年1月30日(水)
有馬温泉月光園 岡本

ジュークボックス?!

六甲山には数あるレジャースポットの中に、ホール・オブ・ホールズ六甲があります。

オルゴールの館、みたいな場所です。

最近流行のクリスタルオルゴールの澄んだ音。

昔ながらの紙や金属のパイプに穴を開けてまわすタイプの硬質な音。

色々なオルゴールが大小さまざま揃っています。

オルゴールのジュークボックスのようなものもあり、
コインを入れ、曲を選ぶと、レコードのように円盤に穴が開いたプレートが針の元まで機械の中で運ばれて、演奏を始めます。
レコードと違うところは、円盤が金属製というところ。

他にも、ハンドルを回すと音がなるもの。
オルゴールなのにとっても大きな仕掛けで、ポップな柄。
絵本の中の世界のようで、今にも風船やピエロと一緒に踊りだしそうです。

1階にあるショップでは、色々な形や音色の種類。
とても懐かしい曲から、近年の曲までたくさんのオルゴールが販売されてもいます。
置物にもなりそうなガラス細工のものもあり、見ているだけでも楽しいですよ。

懐かしい思い出の曲や、自分にとって特別な一曲をオルゴールの音色で楽しむのも
またちょっと違った雰囲気で楽しいのではないでしょうか。

ホール・オブ・ホールズ六甲のホームページでは入館料のクーポンが掲載されています。

月光園では大変好評いただいている健康レストラン『月の座(ツキノクラ)』にて、マクロビオティックを用いたメニューを扱うビュッフェをお昼も営業しております。

ぜひ、ちょっとお洒落でお得なレジャーにご活用下さいね。

平成19年10月12日(金)
有馬温泉月光園 岡本

フジバカマが楚々と咲いています。

現在、六甲高山植物園ではフジバカマが見ごろだそうです。
フジバカマといえば、秋の七草。
自然界ではもう秋が始まっているのですね。

小さなピンクの花が集まったように咲くこの花は、
花の色が藤色で、花弁の形が和服の花に似ているからこの名前になったそうです。
だから、漢字で書くと、『藤袴』。
とても粋な色の袴を思いますね。

でも、香りは桜餅に似ているんですって。
粋だけどおいしそう・・・とくれば、やはり和菓子ですね。
桜餅も美味しいですが、練りきりも抹茶に合うので私は個人的に好きです。

平安時代の女性はこのフジバカマの干した茎や葉っぱを水につけて髪を洗ったそうです。
昔から日本人は綺麗好きで、お風呂の文化も発達していました。
平安時代の女性といえば、その長い髪の美しさを競い、
また、香あわせというそうですが、香りを調合してはその芳しさも楽しみ、競ったといいます。
お香を着物に焚き染めて纏うこともしていたそうですので、
髪も殺菌や手入れだけでなく、気遣ったのかもしれませんね。

六甲高山植物園でぜひ、その美味しそうな香りと、
雅な名にふさわしい楚々とした優しい姿をお楽しみ下さい。

平成19年9月30日(日)
有馬温泉月光園 岡本

ユリ科のホトトギスが見ごろだそうです。


現在、六甲高山植物園でホトトギスが見ごろだそうです。

ホトトギスはホトトギスでも托卵する鳥のホトトギスではありません。
植物園ですので、お花のホトトギスです。
花びらにある斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていたことから付いたよう。

鳥のホトトギスは卵を別種の鳥に托す種類の鳥です。
托された卵から孵った雛は自分の命を守るため残酷とも取れる行為を行います。
もっとも、それは自然界の決まりごとの一つなのでおそらく人間が思う事というのは
彼らにとってあくまで外野の言い分なのでしょう。

生命力を感じさせるとも取れる鳥のホトトギスですが、
こちらユリ科のホトトギスは柄こそ似てはいても、好戦的な印象はありません。
何しろ、生える場所は

山地の日陰や湿り気のある崖。

直射日光を嫌うのか、乾燥を嫌うのか。
そんなひっそりと静かであろう場所に咲く花。
ユリ科といってもあまり大きくはないようですが、
白地に赤みがかった色の斑点柄はなんだか小粋な絞りの着物のようです。
夏が終わり、着物ももう絽といったものの時期を過ぎ、
徐々にウール系が肌に合う季節へ向かっていく。
薄絹のさわやかさ。
その名残を惜しむような、この時期の開花に思えます。

ぜひ、六甲高山植物園にて秋の訪れを感じてみられてはいかがでしょうか。
月光園では過ごしやすくなったこの時期だからこそのお得な宿泊プランをご用意しております。
そちらもぜひ、秋のレジャーにご活用くださいませ。

平成19年9月17日(月)
有馬温泉月光園 岡本

ヒダカミセバヤ


六甲高山植物園のロック・ガーデン上部でヒダカミセバヤと言う花が見ごろだそうです。
中央が濃いピンク色で、周りが薄いピンク色の花が集まったような・・・
アジサイに似ていると思ったのは私だけでしょうか?

この愛らしい花の名は、ヒダカが地名。
ミセバヤというのが『美しい花を君に見せてあげたい、君にみせばや・・』という意味だそうです。
旅に出た先でふと何かをきっかけにその場にいない人や、遠い日の思い出を思い出す。
そんなことを名づけた人は思ったのでしょうか。

ベンケイソウ科、という種とのこと。
弁慶を連想する種の名に、可憐な花と遠くを想うような名前。

名づけた人に想われた方は愛らしくも芯の強い方だったのかしら、と想像してしまいます。

月光園では各お部屋に鴻朧館の写真入りの絵葉書をご用意しております。
旅先から便りを出す。
そのひと筆が送る側の方も受け取る側の方にも、
いつもと違う場所からという特別な想い出を増やすことかと思います。
この有馬でふと想った方へのお便りにぜひご利用くださいませ。

平成19年9月9日(日)
有馬温泉月光園 岡本