有馬山椒が「食の世界遺産」に登録!当館でも山椒商品販売中♪
こんにちは!有馬温泉 月光園の藤田でございます。
突然ですが、皆様は有馬温泉が「山椒」の名産地であることをご存知でしょうか?
有馬周辺では山椒の花や実を食べる習慣があり、山椒を使用したお料理は
「有馬煮」「有馬焼」と呼ばれ、古くから親しまれておりました。
しかしながら近年は、市販の山椒の商品が増え、生産量も少なくなっていたところ、
近年で復活の動きが活発化、地域をあげたプロジェクトが始動しているそうです!
その一環として、先日「有馬山椒」が「アルカ(味の箱船)」に登録されました!!
※「アルカ(味の箱船)」とは・・・
地域に根ざした食文化や食材の保存の為の、国際的な登録制度。
世界で3,700点以上が登録されており、
近畿で登録されたのは「有馬山椒」が【初】とのこと。
有馬温泉には、山椒の専門店もあるほどポピュラーな食材。
また、ご自宅でも山椒を楽しめるよう、当館売店でもお土産を販売しております!
有馬山椒のドレッシング、マヨネーズ、カレー、etc…
こんなに沢山の食べ方があるのか!と正直驚いてしまいました。
(オススメはおやつにもなるかりんとうです♪ドレッシングも毎日使えてGOOD◎)
鴻朧館へご宿泊・お日帰りのお客様も、
【有馬山椒フェア】開催中の游月山荘 売店へ、ぜひお立ち寄りくださいませ♪
※鴻朧館 売店では有馬山椒ドレッシングのみ販売しております。
平成29年5月2日(火)
有馬温泉 月光園 藤田
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西宮神社「十日えびす」へ行ってきました
今日の有馬は急激に寒くなってきたような・・・
「この冬はまだ雪が降る気配がないな~」
なんて昨日は言ってましたが、今日の有馬は寒いです!
全国的にも冷え込むようなので体調にはお気を付け下さいませ。
先日、1月9日にえべっさんの総本社、西宮神社へ商売繁盛を祈願してきました。
9日は「宵えびす」。10日は「本えびす」。
11日は「残り福」として3日間賑わいをみせます。
西宮神社周辺は交通規制がかかっておりますので、お越しの際はお気を付け下さい。
屋台がたくさん並んでいて歩いてるだけで楽しいです。
西宮神社に有馬温泉の湯を奉納する「有馬温泉献湯式」も行っており、
有馬とは馴染み深い神社でもあります。
有馬温泉献湯式とは・・・
有馬温泉の商売繁盛を願う献湯式で、
毎年1月9日に有馬温泉から金泉を樽で西宮神社に運び、
その温泉と湯文字を奉納する行事で、1995年(平成7年)からはじまった、
献湯式では湯女に扮した芸妓が湯もみ太鼓のお囃子にあわせて
湯もみ(木の板で温泉をかき回して湯温を下げる)を行い、
その温泉と湯文字を神前に奉納している。
奉納された金泉に1円玉を浮かべて拝むと福を招くとされている。
※wikiより抜粋
※画像は2017年1月2日に行った入初式内での湯もみの様子です
皆さんマグロに賽銭を張り付けてました!
胴体に賽銭を張り付けるとお金が身につくと言われているようです。
昨日の本えびすには、「開門神事福男選び」があり、
大学生の方が一番福に輝いたようです。
おめでとうございます!
平成29年1月11日
月光園 三谷
有馬温泉の湯女(ゆな)
本日、温泉学会主催の勉強会が「有馬ビューホテル うらら」さんで開催され、私も参加してまいりました。
有馬温泉で勤務し、早うん十年となりますが、まだまだ知らないことがたくさんあると痛感いたしました。
その中でも、すごく興味深かった話がありましたので少しご紹介させていただきます。
それは「有馬温泉の湯女(ゆな)」についてです。
“おんなゆ”っぽいのですが“ゆな”と読みます。
一般的な湯女とは、丁度今放送されている、堤幸彦監督「神の舌を持つ男」で向井理さんが演じる「三助」の前進だったとされます。どちらかというと女郎のようなイメージです。
三助とは「釜焚き」「湯加減の調整」「番台業務」の三つの役を助けたことに由来するようで、男性です。
湯女は女性でしたが、ある時から男性の仕事に変わったようです。
ご興味がある方はこちらをどうぞ>>>
ですが、有馬温泉の湯女は全く違った存在でありました。
有馬温泉は当時から非常に有名な温泉地であったにも関わらず、379cm×636cmの湯船を2つに仕切った
「一之湯」と「二之湯」の2つしかなくそれぞれに10の宿が割り振られていたようです。
すごく狭いうえ、利用者は多かったようですね。
余談ですが、このころの温泉は「混浴」で狭さのせいで「立って入っていた」様です。
とてもゆっくりできる雰囲気じゃあないですね。
それでも、人気が非常にあったようです。
そのため、入浴時間の制限は非常に厳しかったようです。
そこで登場するのが有馬温泉独特の「湯女」です。
棒を持った湯女は、出るのが遅いお客様がいると、戸口を叩いて急かしていたそうです。
各宿には「大湯女(50才前後)」と「小湯女(12~23才くらい)」がいて、温泉の予約から時間管理などを行い「有馬湯でもつ、湯は湯女でもつ」と言われるほどの存在であったようです。
大湯女は「かか湯女」とも呼ばれ、お客様からは「○○坊のかか」など、宿名+かかと呼ばれていたようです。
小湯女は「娘湯女」とも呼ばれ、各宿ごとに通り名が決まっていたようです。人が変わってもその通り名を引き継いでいたそうです。
■ご参考まで・・・
≪一の湯小湯女の通り名≫
御所坊:まき/奥の坊:なつ/伊勢屋:たけ/中の坊:つね/尼崎坊:ゆり/ねぎや:すぎ/大門:たつ/角の坊:つた/上大坊:くり/若狭屋:いち
≪二の湯小湯女の通り名≫
池の坊:まつ/下大坊:なべ→しげ/休所:たけ/川崎屋:やや/茅の坊:きい/川野屋:みつ/大黒屋:たけ/素麺屋:ふじ/兵衛:みや/水船:つじ
※御所坊さんや、兵衛さんなど今でも旅館を続けておられますね!すごいです!!
若狭屋さんは、現在はお土産屋さんですが、確かに建物の造りは旅館ぽいですね。
そして、この「小湯女」は現在のアイドル的存在で、当時は浮世絵がお土産屋さんで販売されていたようです。
「岡本昌房」作の「有馬湯女の浮世絵」は、萩美術館や大英博物館などに現存しているようです。
その後、湯女は温泉の時間管理より、宿の宴席での踊りなどの仕事のほうが多くなっていったようです。
現在の芸妓さんのような役割ですね。
当時の有馬温泉を思い描くと、非常に賑やかで活気のある温泉地で、何より楽しそうですね。
そんな、先人たちに負けないよう、私たちも頑張ってまいります!
有馬温泉月光園 幸坂
徹底解説!~有馬温泉はこうして出来た~
皆様、こんにちは。
つい先日からとうとう車通勤となりました、有馬温泉 月光園の藤田でございます。
お昼時の有馬温泉街は、平日でも歩行者の方々がたくさんいらっしゃいます。
お車でお越しのお客様は、どうぞお気をつけてドライブをお楽しみくださいませ!
さて、本日は有馬温泉に関する豆知識をご紹介いたします。
一般常識として、「温泉」といったら、近くにあるのは「火山」。ですよね。
しかし、有馬温泉には周辺に火山はありません。
だったらなぜ温泉が沸いているのか?
その詳しい説明が、こちら(有馬温泉のでき方について)にまとめられております!
一言で説明いたしますと、「地下のマントルより湧出している」から。
火山より地上に近いところで温められた90℃以上の温泉水が、
マントルの亀裂を上昇し、地下水により薄められたり、二酸化炭素などの流体の助けを受けたりしながら、
皆様よくご存知の「金泉」となり湧出しております。
(火にかけてぐつぐつ沸いているシチュー鍋の一番底がマントル、
シチュー表面が有馬温泉というイメージです。)
その湧き方から、「有馬型温泉」と呼ばれるほど世界的に珍しい温泉地なのであります。
こちらの説明文は、当館の公式HPにも掲載しております。
↑ 月光園公式HP「温泉」ページ内にあるこのバナーが目印です♪
鴻朧館の「温泉」ページはこちら>>>
游月山荘の「温泉」ページはこちら>>>
有馬温泉へお越しの際は、ぜひこの豆知識を披露してみてはいかがでしょうか(^^♪
平成28年4月18日(月)
有馬温泉 月光園 藤田
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いらすと月光園だより「マントルマン!」
月光園の林ですー。
突然ですが皆さま。
「マントルマン」をご存知ですか?
マントルマンとは、
先月2月1日に催された「有馬節分会」で初登場した有馬のニューヒーローでございます。
私もこのマントルマンについて皆さまに詳しくお知らせしたい!と思っていたのですが、
どんなヒーローなのか、どんな必殺技を使うのかという情報があんまりアリマせん!
(節分会を見に行かなかったので…)
そこでぐーぐるさんを駆使して色々調べてまいりました! これがマントルマンだ!!
※実際のマントルマンの設定とは全く異なる場合がございますのでご注意下さい。
きっとマントルで生まれたに違いない…
そもそもマントルとは一体どんなものなのか……。
うぃきぺでぃあによりますと
マントル(英語: mantle; 「外套」「覆い」の意)は惑星や衛星などの内部構造で、核(コア)の外側にある層である。
地球型惑星などでは金属の核に対しマントルは岩石からなり、さらに外側には、岩石からなるがわずかに組成や物性が違う、ごく薄い地殻がある。
ふむ、よくわかりません。
地球をゆで卵に例えると、卵の殻が地殻、半熟の黄身がコア、
その間にある白身が「マントル」といった感じのようです。
地殻の厚さが地上だとだいたい60kmくらいなので、
足元から60kmほど掘り進むとマントルに到達出来ますね!
そこから約2900kmくらいまでがマントルで、その先地球の中心までがコアです。
熱すぎて近寄れない!ヒーローとは孤独なのだ…
マントルは上部と下部の2層構造となっていて、
下部マントルはコア(4700~5700℃)に近い場所だと3000℃くらいの温度になっています。
3000℃!そんな熱いとドロドロに溶けちゃうんじゃないの…?と思ったのですが
すっごい圧力(125万気圧くらい)がかかっているので
そんな超高温でもでろ~んと融け出したりはしないらしいです。
だけどもこの圧力が弱まると、マントルが部分的に融け出して上昇し
色々あってマグマになるんだとか。
そんなわけだから、悪徳怪獣から襲われそうな子どもを助けたとしても
近寄ってお礼を言われることもほとんどありません…。
超高温でマグマも飛び散っていますし、色々溶けているので近寄ると凄い臭いがしますから!
なんて哀しいヒーローなんだ、マントルマン……!
今世紀最強ヒーローの誕生か!?
つまりこれらの情報から
マントルマンは地下約60km~2900kmのマントル層で誕生し、
125万気圧に耐えられる超頑丈な岩石の身体をしていて、
体内にはマグマが流れているといふことになりますね!
きっと必殺技は125万気圧パンチと目からマグマビームに違いありません。
…スーパーハイスペックなヒーローです。
こんな凄いヒーローが有馬を守っているらしいので
皆様安心して有馬温泉にお越しくださいませ。
というような妄想をしてみました。
マントルマンの今後にご注目ください!
平成27年3月19日(木)
月光園 林
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