鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

秋本番の有馬温泉

本日の朝、月光園に向かう坂道で、覚えのある甘い香りがしました。
見回してみると、すぐ近くにありました。金木犀です。
高低差があったため、今まで普通に歩いているだけでは気付かなかったのですが、見上げてみるともう橙色の小さな花が満開でした。
月光園にお越しになったときに香りに気付かれましたら、ぜひ辺りを見回してみてください。
月光園の秋の見所といえば何といっても落葉山からの見事な紅葉ですが、こうした小さな秋を見つけるのも嬉しいものです。

金木犀の開花は9月下旬から10月半ばごろですので、もう秋本番。
そろそろ肌寒さが気になりだす頃ということで、月光園游月山荘では、10月6日より客室の冷房を完全にストップいたします。
1週間ほどの切り替え期間を挟みまして、暖房へと切り替わります。

本日は天気が良く温かい一日だったのですが、有馬温泉の朝晩はかなり冷え込みます。
お客様に快適な環境でお休みいただけますよう、お部屋を整えてお待ちしております。


平成20年10月4日(土)
有馬温泉月光園 松井

有馬温泉の秋祭り

本日は、湯泉神社で有馬の秋祭りが行われました。
所々に「御神燈」の提灯が掲げられた町の中を、3種類のお神輿が練り歩きます。
月光園の前にも、12:40ごろに通りかかりました。


天気は曇り空でしたが、勇ましい「良い湯(よいと)」の掛け声が雨を吹き飛ばしたようで、無事町中を回れたようです。

お神輿だけでなく、湯泉神社では縁日も開かれ、地元の小学生で賑わっていました。
旅館関係の人も含めて地域の方々が参加し、たこ焼きやラーメン、ナンカレー等の屋台が出ていました。

 

 

私も早速たこ焼きを食べていると、ちょうどお神輿が戻ってきました。
スタートは3時間も前とあって、さすがに皆さんお疲れの様子。
しかし最後まで担ぎきって、締めくくりの後は屋台でのお昼を楽しんでおられたようです。

 
夏祭りと比べると規模は小さめですが、子供達の参加が多いためか手作り感があって、親しみの感じられる良いお祭でした。

また、お神輿とは別に獅子舞も出ていて、子供達が怖がって逃げたり泣き出したりしていました。
噛まれると厄除けになるとは言いますが……やはり小さい子供には恐ろしい物なのでしょう。
私もデパートなどの屋上にある動物の乗り物が怖かった記憶があります。
……少し違うでしょうか?

 

いよいよ秋本番の有馬温泉。
朝晩だけでなく日中にも肌寒い日が多くなってまいりました。
風邪など引くことのないよう、ぜひ有馬へお越しになって、金泉で温まってくださいませ。

平成20年9月28日(日)
有馬温泉月光園 松井

秋到来!コスモスが見頃です

明日からは9月。まだ日中は暑くセミの声もしておりますが、季節は少しずつ秋へと移っています。
六甲山では、コスモスが見頃を迎えています。
冬場は人工スキー場のゲレンデになる斜面がピンクの花でいっぱいになります。

コスモスはキク科の一年草。
早咲きのものもあるので6月くらいから見ることもできますが、やはり秋桜の和名が示すとおり、
吸い込まれるような秋の青空の下に咲いている姿が最も似合っているように思えます。
月光園からすぐ近くのロープウェーで六甲山へ登って、秋の風物詩を少し先取りしてみませんか?

コスモスは神戸市須磨区の花でもあり、須磨区の西端にある神戸総合運動公園“コスモスの丘”でも見事なコスモス畑を見ることができます。
こちらは神戸三宮から市営地下鉄西神山手線で約25分、総合運動公園駅下車5分ほどの所にあります。
ユニバー記念競技場付近の公園の南側斜面一面に、様々な品種のコスモスが咲きます。
オリックス・バファローズの試合が行われるスカイマーク・スタジアムもございますので、野球観戦の折などには少し早めに現地へ向かって、
初秋の青空の下に咲くコスモスを眺めてみるのはいかがでしょうか。

 

平成20年8月31日(日)
有馬温泉月光園 松井

あじさい色々


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○月光園ホタル情報○

ホタルのシーズンの間、飛びながら点滅するホタルを
なんとかカメラにおさめようとしましたが、なかなか成功しません。
ところで、ゲンジボタルのメスはほとんど飛ばないそうです。
飛び回るオスではなく、こちらを見つけられればうまく写真が撮れるのでしょうか…。
しかし、自分から飛ばないように自分から光ることもまた少ないそうです。
やはりどうにか飛んでいるオスを撮影できるように努力しなくてはいけませんね。

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本日は夏至です。
有馬はこのところ雨が続き、今日も朝から太陽は隠れていました。
本当なら今日が一年で一番日の長い日ですね。
梅雨明けはまだ先とはいえ、これからは晴れの日はほぼ夏の気候と言えるかもしれません。

以前の月光園便りで、ロビーに飾られているアジサイのお話をしました。
その時はまだアジサイには少し早い時期でしたが、この夏至の頃には様々なアジサイを見ることができます。
現在月光園内で目立つのは、游月山荘へ続く月光橋のたもとのアジサイでしょうか。
きれいな赤い花がかたまって咲いています。
アジサイは土壌の成分によって色を変えますが、赤いアジサイが咲く場合はその土壌はアルカリ性ということになります。
しかし石灰をまく程度で花の色を操作することができるそうなので、その差はあまり極端なものではないようです。

今、六甲高山植物園ではコアジサイが見頃を迎えているようです。
コアジサイは薄い紫色にも見える白い花を咲かせます。

大きな特徴は、一般的なアジサイが持つ、花に見える“がく”が無いことです。
それでも小さな花が集まった姿は、確かにアジサイに見えます。
六甲山の涼しげな空気の中で静かに咲いている姿を、ぜひ御覧になってください。

梅雨も本番といったところで、蒸し暑い日が続きます。
そんな季節には、月光園の赤湯で汗を流してみてください。

平成20年6月21日(土)
有馬温泉月光園 松井

夏の風物詩・蛍(ホタル)

暗闇の中、静かに風を浴びて蛍の美しさを愛でる。

日本人の奥ゆかしい情緒を感じさせる蛍観賞ですが、ここ有馬では今が最も盛況な時期ではないでしょうか。
数十匹の蛍が飛び交う様は、儚げでいて美しく多くの人々の心を捉えているようです。
 当館より車で約10分ほどの有馬川の下流では、連日多くの観光客や地元の人々が蛍観賞に出かけており、盛況な賑わいを見せているようです。

蛍の出現率に関しては諸説ありますが、一説では雨の日の次の日には数多く目撃されているようです。
天候の関係で多少前後するとは思いますが、蛍観賞を目的とされるならば、この時期の有馬川を覗かれるのも悪くはないのではないでしょうか。

有馬温泉月光園 門内