鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

一葉落ちて天下の秋を知る

「一葉落ちて天下の秋を知る」

こんにちは、月光園の三谷です。

この言葉は、落葉が早い青桐の葉が、

1枚落ちるのを見て、秋が来たことを知る。

小さな前触れから将来の大きな動きを予知できることの例えです。

世の中は絶えず変動しております。

今の状態がずっと続くと言う保証はありません。

悪い事がずっと続く事は無いでしょう。

また逆に良い事もずっと続く事もないでしょう。

ですが・・・

ある日突然大きく変化した!

って事もないと思うのです。

例外はあるでしょうけど(笑)

何か起こる時は、必ず予兆があるのです。

まぁ、そんな言葉の意味なんです。

私はこの言葉が好きなんです!

この時期になると、いつもこの言葉を思い出します。

なぜなら・・・・

風邪をひくからです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

この言葉の通り、枯れ葉が一枚散るのを見て、

冬の支度をはじめていれば・・・

こんな体調不良になることはなかったと思うのです。

写真の後ろにある銀杏の木。(わかりにくくてすみません)

あれは、もうすでに葉が落ちてきているんです。

今年は早いな~、なんて言っていたにも関わらず、

準備を怠った訳でして・・・

そして、いまだに夏服で行動している私は超危険ですよね(汗)

こんな昔の言葉を思い出して、

事前に準備等を整えてみるのも、

良いな~と思う今日この頃なのでした。

これからも、「一葉が落ちる」のを見逃さない様に、

普段からアンテナを高くしておこうと思います。

皆様も、小さな予兆に気付けるよう、

アンテナを高く張ってみては如何でしょうか。

それでは、とても寒くなってきておりますので、

体調管理にはお気を付け下さいませ。

月光園 三谷

【丹波の栗】は日本一!

皆様こんにちは。
台風が過ぎ去り、残暑も一緒に何処かへ行ってしまったのか・・・随分涼しくなりました。
秋の気配が感じられるようになってきた今日この頃、急激な気温の変化に体調を崩さないようお気を付け下さいませ。

さて、秋ということもあり
今日は有馬温泉内にある、【丹波の焼き栗屋】についてお話し致します。
※有馬温泉にある、喫茶店の駐車場に現在この出店はあります。篠山の農家の方が経営中。


兵庫県の栗といえば、【丹波の栗】です。
通常の栗はそこまで大きくないですが、こちらは大粒の物が多い中、しっかりとした甘みがある栗です。
毎年10月〜11月が旬の果物なのですが、今年は少し早目に収穫出来たそうです。


※ポンポン菓子等も作る事の出来る機械、これで熱と圧力をかけて焼き栗にします。


この丹波の栗、かつて江戸時代に各藩主達が競って幕府や朝廷に献上していました。
その為、この栗は名声を高める事になり、参勤交代等を通じて全国に伝えられていったのです。
色艶も美しいので、全国的に多くの菓子やパン等の食品、旅館やホテルでも使用されています。

正月のおせちの黒豆の煮豆にも良く使われる【丹波の黒豆】と共に、丹波地方の特産物となっています。
丹波・篠山地方には、この栗を使った数多くの栗菓子や『栗酒』も製造販売されています。
・・・栗のお酒は珍しいので、大抵の日本人が栗の焼酎や日本酒を飲んだら「丹波」の物で間違いないでしょう(笑)



※ビタミンB1、ビタミンCも多く含み、消化、吸収に優れる特徴をあわせ持つので健康食品としても人気♪


この栗は、兵庫県の自慢の果物と言っても間違いではありません。

焼き栗はあったかくても美味しく、冷めても甘みが損なわれる事も無く。
大きな粒は噛みしめる度に、確かな存在感と美味さを伝えてくれます。

こちらの屋台は収穫される栗がなくなるまであります。
近いうちに有馬温泉に来られるご用事があるのなら、一度この『焼き栗』の露店を探してみて下さい。
ほくほくの焼き立て『丹波の焼き栗』が食べられますよ!


月光園

【秋の代表的な花】秋の訪れを告げる、赤い彼岸花が咲きました。

皆様こんにちは、有馬温泉は今日は少し暑い日差しが照っていました。
急な暑い日も続いていますが、体調管理を怠らないように気を付けて下さいませ。

さて、本日は【彼岸花】のご紹介です。

秋の代表的な花で、お彼岸が近付くと咲き誇るこの花も有馬温泉で咲き始めています。
花言葉は「情熱」「独立」「再会」「諦め」「悲しい思い出」「想うは貴方一人」「また会う日を楽しみに」。



一般的に、『彼岸花』と呼ばれているこの名前の由来は、秋のお彼岸頃に開花する事に由来します。
また、その根には毒があり、誤って食用してしまうと命に関わることからこの名前がついたそうです。

しかしこの花、
別名の『曼珠沙華』は、法華経などの仏典に由来し『“天上の花”』という意味も持っており、相反するものがあるのです。
尚、毒を抜いて非常食としている事もあるので、悲願の花と言う意味もありますが、やはり一般的には危険です。


※かつて、飢饉等の食糧難に陥った時、充分に毒を抜いてから非常食にしていたという記述もあります。


この花は日本での別名・方言は千以上が知られています。
死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、
狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあ・・・と、言ったように様々な名前で呼ばれています。
日本では墓地に咲いている事もあり、不吉であると忌み嫌われています。

しかし、欧米ではその美しさに惹かれたのか、園芸品種が多く開発されています。
園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつ物もあり、最近では日本でもこの花を庭で育てている人もいます。

ちなみに、韓国では夏水仙のことを花と葉が同時に出ることはない事から、
「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶのに、
彼岸花も同じく花と葉が同時に出ることはないので彼岸花も相思花と呼ぶことが多い。
日本では上記の「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われているのです。



※彼岸花の別名(方言)は総数1023(中国・韓国・英米・学名を入れて1054)と言われています。


数百年も昔から咲いている【彼岸花】
その多くは今も人々に忌避されがちで、悪いイメージがついてしまっていますが、
ある地域では、『関ヶ原に咲く曼珠沙華(彼岸花)の赤色は、島の左近が関ヶ原で戦い、血を流した跡だ』と、
いう謂れを持って『左近花』という名を持ち、地元の人々に毎年咲くのを待ち望まれているそうです。

皆様の家の周りには、秋の訪れを告げる植物はありますか?
ふと道の横を見てみて下さい、彼岸花以外にも今年の秋の訪れを知らせてくれる物が見つかるかもしれません・・・


彼岸花の方言・別の呼び名に興味がある方はコチラから♪


月光園

【有馬川座敷】来年にまた来てくださませ・・・今年最後の有馬温泉川座敷!

皆様こんにちは・・月もそろそろ終わり、もうすぐ9月になりますね。

夏から秋に変わっていく有馬温泉、そんな中で、一昨日に1つのイベントが終了致しました。


今回の月光園便りは、【今年最後の有馬川座敷】を更新させて頂きます。

※最後ということもあって、今までで一番の賑わいを見せる川座敷会場


毎年行われる有馬温泉川座敷も、8月28日に終わりを迎えました。
多くの観光客のお客様がいらっしゃる中、どの屋台も列を作って大忙しの様子でした!
ヘルシーバーガーや焼き鳥等の食事出店も大人気♪出来たての美味しさを皆さん堪能していらっしゃいました。


※川座敷最後の日を飾った【伐娑羅 -Ba Sa La-】、3人の美しい演奏がお祭りを盛り上げてくれました。


アフリカの打楽器『ジャンべ』・中国の弦楽器『二胡』・日本でも人気の『ギター』
それぞれの楽器が奏でる音色が、有馬の川座敷で響き渡りました。
まさに、最後の夜に相応しいグループでした。


※かき氷の屋台で売っていた『大人のかき氷・カルーアミルク』です。お酒のかき氷は珍しいですね♪


多くのミュージシャンや芸妓さんで盛り上がった川座敷も、28日におしまいです。
また来年、この時期になるまで川座敷は楽しめません。
ですが、これから秋の季節も多くのイベントが有馬温泉では行われます!
紅葉の季節も有馬温泉で、楽しい温泉旅行を過して頂ければ幸いですv


月光園

【月光園の滝川】季節の移り変わりを感じられる、風情ある風景

皆様こんにちは!

各地で帰省ラッシュが始まりました、混雑している交通機関の中、事故等にお気を付け下さいませ


今回は、月光園鴻朧館と游月山荘を結ぶ、【月光橋】からのお便りです。

現在、月光園ではこちらから見える、「滝川」の砂地で花火をする事が出来ます。
家族連れのお客様は、月光園にご宿泊の際は必ず立ち寄る等の、夏の人気スポットとなっております♪
※月光橋の上から見下ろす形で撮った写真、本日は曇り分かりませんでしたが、晴れていると水底まで見えます。
この滝川は、季節によって多くの変化を見せてくれる月光園の自慢の場所です。
春には桜の花が多く見られ、梅雨には蛍の観賞地となります。
夏には河鹿蛙や沢ガニがその姿を見せ、これからやって来る秋には紅葉の紅葉が映えます。
そして冬には、真っ白い雪に閉ざされた山々の静けさに、河の音だけが響くという幻想的な雰囲気を醸し出します。
※休憩する時等の為のベンチと、花火等を捨てる缶。(ゴミ等は当館の者で常に処置するよう心掛けております。)
雨の日や、その翌日等は河の増水に伴いご利用する事は頂けません。
ですが、その時の河の姿もまた、都会での日常では中々見られないものです。
時々ですが、餌を求めて野鳥もこの河に涼みに来たりしています。
特に一定の鳥がごく稀に来ている為、目撃するのはまさに運次第です。
今朝もお帰りの運の良いお客様が、写真を撮っていたりする姿もありました。
それが、こちらの鳥
白鷺は都会では中々見られないので、この機会に是非身に来て下さいませ!
最後に、一番この河が美しく撮れている写真を公開して終わります♪
ありがとうございました。
月光園