鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

マクロビオティックのうんちく


〜マクロビオティックの中心となる考え方「身土不二」と「一物全体」〜

今日の月光園便りではマクロビオティックの中心となる「身土不二」と「一物全体」という考え方についてお話しします。

身土不二 〜自分の住んでいる土地の物を食べると身体に良い〜
「身体(身)と環境(土)は不可分(不二)である」という事で、「身体と大地は一元一体であり、人間も環境の産物で、暑い地域や季節には陰性の作物がとれ、逆に寒い地域や季節には陽性の作物がとれる。暮らす土地において季節の物(旬の物)を常食することで身体は環境に調和する」というものです。俗に、住んでいる所の一里四方の物を食べて暮らせば健康でいられると言われています。

一物全体 〜食材は全てを食べることを理想とする(玄米、皮付き野菜など)〜
1つの食材を丸ごと食べることで、食材の一部分+一部分の総和以上の健康効果が得られるという考え方です。
生命は個体全体でバランスを保っており、野菜なら皮をむかず、アク抜きとかゆでこぼしをせず、葉や根の部分も食べる。
穀類なら精白していない物を食べることにより食物本来の生命力を頂く事ができる、というものです。

私達は、レストラン「月の座」でこういった考え方に基くお料理と温泉で、身体の内と外から皆様の美容と健康のお役に立ちたいと考えています。

有馬温泉 月光園 奥平