鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【月光園の季節の会席料理】8月のお料理勉強会に出席しました。

皆さまこんにちは。

現在の有馬温泉は、学校も夏休みに入った家族連れのお客様で賑わっております。
関西の奥座敷も、この季節は夏祭りや川座敷で人の集まりが多い時期です。

先日、月光園の8月のお料理勉強会が行われました。
その際に紹介された料理の一部を、本日は紹介させて頂きます。


【8月の会席料理】見た目も涼しく美味な料理で心も身体も大満足♪


8月の鴻朧館の会席料理の名前は『蝉しぐれ』
旬の食材は勿論、健康にも気を使った様々な料理をご用意致しました。
先附・八寸・向附等の11品に、食前酒と果物の二種盛りが付いています。
今回は、その内の2品を紹介します。
※鴻朧館の会席料理についている【冷やし生姜汁薄くず仕立て】


温かい生姜湯としてよく飲まれている「生姜」、こちらをあえて冷やしました。
お客様の元に届けられるまで、その冷たさを維持する為に、器の周りに氷水を置いています。
見た目も涼しげなその器は、程良く冷えている為に中の生姜汁もちょうどよい冷たさ。
楓の形をした冬瓜や、じゅん菜にオクラに貝柱の旨煮がまたその味を引き立てます。


※同じく鴻朧館の会席料理についている【枝豆豆腐梅肉ジュレ掛け】


見た目の緑が優しくて、味もしっかりした枝豆豆腐に梅肉ジュレをかけました。
タピオカ・酢取りお多福茗荷・茄子麩・そして夏の旬の魚「鱧」を湯引きしたのを乗せた一品。
梅には夏バテに対する効果も期待出来るので、こちらもお薦めの料理です!



さて、同じく8月の游月山荘の会席料理の名前は『葉月』
『秋に向かって、葉が生え変わる時期』との事だとか・・・
こちらも鴻朧館の料理と変わらない品数と、自信を持った美味しさを提供できます。
こちらも、その内の2品を紹介させていただきます。

※游月山荘の会席料理の一品【鰻と牛蒡羽二重蒸し】


鰻は川魚の為に、若干の臭みが調理後も残ってしまいます、そんな鰻に相性が良いのが牛蒡です。
牛蒡の独特の香りで鰻の臭みを消す事が出来るので、美味しく頂く事が出来ます。
この2つを透かし冬瓜で上から包み、銀あんを掛けて茄子麩を載せています。
更に、食べ応えのある料理の中に、少し隠れている薬味があります・・・忍び土生姜です。
この分からないように入っている生姜の風味で、鰻の臭みが完全に消されているのです。


※同じく游月山荘の会席料理【豆乳胡麻豆腐】


基本は水で作られる胡麻豆腐を、豆乳で作る事によって、コクと旨みと栄養を増しました。
酒で炊いた貝柱に、イクラと花蓮根と山葵、そしてオリジナルの旨み出しジュレを掛けた一品。
見た目のシンプルな可愛らしさに、口の中で広がる美味しさが堪りません!
何より、胡麻豆腐のまったりとしたコクのある味と料理長自慢の旨み出しジュレの相性が抜群です♪


他にも、月光園の料理は游月山荘と鴻朧館共に美味しいお料理を数多くご用意しております。
しかし、月ごとに変わるこの料理を食べられるのはこの時期だけ!

是非この時期の月光園にお越しの際は、
この会席料理と有馬特有の温泉、そして清流の音を聞きながらの避暑を思う存分お楽しみ下さいませ。


月光園